電子書籍を寝る前に読んでも大丈夫?眠れなくならない?

スマホやタブレット、電子書籍リーダーで気軽に手軽に読書が出来る電子書籍。ついつい寝る前に読み耽ってしまうことがありますが、睡眠や身体への影響は問題ないのでしょうか?

電子書籍を寝る前に読むと睡眠の質が下がる?

寝る前に読書をすると、本に書かれている内容を普段よりも記憶しやすくなる傾向にあると言われます。しかし、電子書籍を読む場合はデメリットもあります。それはブルーライトで目が冴えるという点です。

電子書籍といえど、スマホやタブレットで読む場合はブルーライトを浴びます。ブルーライトは脳を覚醒される効果があるため、寝る1時間前からはブルーライトはなるべく見ないようにするのが、睡眠の質を高めるためには必須と言われます。

電子書籍を寝る前に読むと睡眠の質が下がると言われるのはこのためです。

電子書籍リーダーなら問題ない?

ではブルーライトが強いスマホやタブレットではなく、電子書籍リーダーなら問題がないのでしょうか?

電子書籍リーダーでもバックライトを搭載しているモデルは、LEDで画面を光られせているため、スマホやタブレットと同じです。ただ、電子書籍リーダーは電子ペーパーを採用しているので、LEDライトをオフにしても画面の表示が可能です。

LEDバックライトをオフにすると、ブルーライトは発生しないので、電子書籍を読んでもブルーライトの影響は受けません。ただ、電子ペーパーは画面が暗めなので、バックライトをオフにすると明るい部屋でないとかなり読みにくくなってしまいます。

スマホ・タブレットでも画面を暗くすれば寝る前でもOK?

同じように、スマホ・タブレットでも画面を暗くすれば寝る前に読んでも大丈夫なのでしょうか?

ギラギラに明るい画面で読むよりかはブルーライトの効果は低くなりますが、画面が暗いと今度は文字を読みにくくなり、目が疲れたり、目が悪くなったりします。

その意味では、画面を暗くしたから身体に悪くないとは言えません。

寝ながら電子書籍を読んでも大丈夫?

では、寝ながら電子書籍を読むことは大丈夫なのでしょうか?これは環境によります。

暗い部屋でスマホやタブレット、電子書籍リーダーのバックライト越しに読むと、ブルーライトで睡眠の質が下がるだけでなく、目が悪くなる可能性があります。

一方で、明るい部屋でゴロゴロしながら電子書籍を読む分には、そこまで大きな問題にはならないでしょう。