Kindleの「コレクション」とは?便利な使い方

Amazon Kindleサービスにある「コレクション」について解説。基本機能や便利な使い方をガイドします。

コレクションはライブラリの「フォルダ」

コレクションは、AmazonのKindleサービスに収容されているKindle本やパーソナル・ドキュメントをまとめることができる機能。PCやスマホで言えばフォルダのイメージです。

コレクションは、Kindle端末やKindleアプリからだけでなく、ウェブの管理ページからも追加、削除などの作業を行うことができます。

Kindleのコレクションの便利な点

Kindleのコレクションが便利なところは、Kindle本をまとめるという機能ももちろんですが、「コレクションを一括ダウンロード・一括ダウンロード削除」ができる点でしょう。

例えば、あるコミックのシリーズが80冊ある場合、Kindle端末やKindleアプリでは「80回ダウンロードボタンを押す」必要がありますが、コレクションの中に入れておけばコレクションのサブメニューから「すべてダウンロード」機能を使って、対象のデータを一括ダウンロードしてくれます。

これはかなり便利で、

  1. コレクションのKindle本を読みたくなったら一括ダウンロード
  2. 読み終わったら、一括ダウンロード削除

という流れで「読む時だけKindleやスマホにダウンロードする」ことが容易になります。

この使い方をすることで、ストレージ容量が少ないKindle端末や、他のデータがたくさん入っているスマホ・タブレットのストレージの使用量を削減することが可能です。

Kindleのコレクションを管理する際のポイント

コレクションの作成とKindle本の登録はWebページがベスト

Kindleのコレクションの作成・管理は、Kindle端末やKindleアプリからもできますが、100冊以上を管理するような場合は、ウェブ上の「コンテンツと端末の管理」ページから作業するのがベスト。

ウェブの管理ページであれば、書籍を一括選択してコレクションに追加したり、削除したりできるので、Kindle本のコレクション管理がスムーズになります。

コレクションは複数選択可能

Kindleにおけるコレクションは使い方としてはフォルダに近いですが、システム的にはタグに近い機能です。そのため、一つのKindle本に対して複数コレクションを紐づけることができます。

この機能を活かして、例えば一つのKindle本に対して、

  1. 著者名
  2. シリーズ名
  3. ジャンル名

など複数コレクションを紐づけておくと、様々な角度から書籍を探すことができて便利です。