Kindle端末を中古で買うときのポイントと注意点

比較的美品が多く、価格も安くなるため人気の中古Kindle端末。中古ならではのモデルを選ぶ際のポイントや購入する際にチェックしたい注意点を解説します。

中古Kindle端末を選ぶ際のポイント

端末の世代に注意しよう

Kindle端末は、同じシリーズでも世代によって機能やサイズ、重量などが異なります。

例えば、ある世代以降でバックライトを搭載したり、画面サイズが大きくなったり、解像度が上がって綺麗になったりと、意外と世代が違うだけで使用する際に大きく影響するスペックが変わってきます。

Kindle端末のシリーズのごとの大きな変更点で言うと、

  1. Kindle Paperwhite: 第11世代 (2021)で画面が6インチから6.8インチに大型化
  2. Kindle(無印): 第11世代 (2021)で画面が300ppiに(Paperwhite相当)
  3. Kindle Oasis: 第9世代(2017年)で画面が6インチから7インチに大型化

などです。

特に画面サイズと解像度は、Kindle端末で読書をする上でも最も重要な要素なので、中古のKindle端末を選ぶ際には、スペック上の大きな変更点がある世代に注意して、モデルを選定しましょう。

「発売されてから5年以内のモデル」がベスト

Kindle端末はサポートが非常に長く、10年近く前の端末でも問題なく使えるようにアップデートやサービスを対応させています。ただ、端末自体が使えるのと、「実際に使っていてストレスなく使える」と言うのは別問題です。

「ストレスなく使える」と言う意味では、発売されてから5年以内のモデルというのが一つの判断ポイント。Kindle端末は概ね2年から3年ほどで次の世代が発売されるため、世代的には2世代前くらいとなります。

2世代くらい前のモデルだと、Kindle OSも最新モデルで採用されている機能を追加したバージョンが配信されることが多いため機能的にも最新モデルと同等ですし、処理速度も極端に遅くなるということがありません。

実際の購入する際の注意点

中古Kindle端末でどのモデルが良いかを選んだら、次は端末自体の状態をチェックしましょう。

中古Kindle端末を購入する際にチェックしたいのが、

  1. バッテリー状態
  2. ディスプレイの状態
  3. 本体ケースの状態

の3つです。

Kindle端末はバッテリーの消費が激しいデバイスではないので、バッテリーが著しく劣化している中古端末は少ないですが、どれくらい持つかは聞いておきましょう。

また、ディスプレイの状態も重要。ディスプレイに割れがないか、にじみなどがないか、フロントライトにムラがないかをチェックしましょう。

最後に本体ケースの状態。Kindle端末の本体ケースはモデルによってプラスチックやアルミが採用されていますが、汚れや割れはもちろん、本体にベタつきがないかは重要です。

読書中に手に持っている本体が気になると読書に集中できません。