Kindle端末を家族と共有する際のポイント

家族や知り合いなど、Kindle端末を共有して使う際に、出来ること・出来ないこと、使う上での注意点や上手に共有するためのポイントをまとめました。

出来ること・出来ないこと

まず最初に、kindle端末を家族と共有する際に出来ること、出来ないことを確認しましょう。

出来ること出来ないこと
家族ライブラリでライブラリを共有購入書籍・ライブラリの統合
複数アカウントを切り替え(キッズは可能)
同時に同じ本を読む
進捗の個別管理

Kindle端末を複数人で使うとなると、意外と出来ないことがあることがわかります。

共有する際のポイント

同じ本はなるべく読まない

Kindle端末を複数人で使う場合の最大の問題が、読書の進捗管理です。

例えば、自分が100ページまで読んだ後に、違う誰かがその本の最初から読んでしまうと、自分が読んだ100ページという進捗データは上書きされてしまいます(Kidsアカウントは、アカウントごとに保存可能)。

読書の際に何ページまで読んだかを覚えていることはほぼないので、かなり不便です。読んだところに都度メモを記入しておくことで回避はできますが、手間は手間です。

そのため、同じ本はなるべく読まないとするのが良いでしょう。

子供に使わせるにはKindle端末共有はベスト

子供の読書端末としてKindleを使わせる場合、Kindle内で「Amazon Kidsモード」への切り替えメニューをタップするだけで、設定した子供用のアカウントに切り替わります。

Amazon Kidsモードは、有料サービスである「Amazon Kids+」に加入していなくても使える機能で、子供ごとにアカウントを設定し、どの本を読めるようにするかなど細かい設定が可能です。

子供が自分専用の端末が欲しいと言うまでは、家族で1台のKindle端末を共有して、子供同士で使い分けると、端末が一台で済むため割安です。

Kindle UnlimitedやPrime Readingを活用しよう

Kindle端末を家族と共有する際の最大の問題は、自分のKindleライブラリと、共有する家族のライブラリを統合できない点です。家族ライブラリでライブラリを共有出来ますが、いちいち設置するのが面倒ということもあるでしょう。

そういう場合は、Kindle UnlimitedやPrime Readingなど読み放題サービスの専用端末として使うと、ライブラリの統合や家族ライブラリへの追加などの面倒な作業がなくて済みます。

家族が使うアカウントを作るのも良い

もう一つの考えとして、Amazonに家族共有のアカウントを作成して、Kindle端末はそのアカウントを使うというのも一つの手です。

家族用アカウントを作成して、そこにPrimeやKindle Unlimitedなどのサブスクサービスを集約すれば、家族全員でサブスクサービスを楽しむことが出来ます。