ほぼ旧Paperwhiteと同じ!Amazon Kindleの第11世代が発売

Amazonは、同社の電子書籍リーダー「Kindle」シリーズのエントリーモデル「Kindle(無印)」の第11世代となる最新モデルを発売しました。デザインが一新され、上位モデルであるPaperwhiteの旧モデルとほぼ同じスペックになっています。

Amazon Kindle 第11世代のスペックを徹底分析

Amazon Kindle 第11世代のスペックを第10世代と比較

まずは、新しく発売されたAmazon Kindle 第11世代のスペックを、前モデルである第10世代と比較しながら見てみましょう。

スペックKindle 第11世代Kindle 第10世代
画面サイズ6インチ6インチ
解像度300ppi167ppi
ストレージ16GB8GB
バックライト4LED4LED
本体サイズ157.8 x 108.6 x 8.0 mm160 x 113 x 8.7 mm
本体重量158g174g
本体カラーブラック、デニムブラック、ホワイト
防水なしなし
価格¥10,980〜¥8,980〜

ディスプレイが300ppi、ストレージが16GBと内部スペック的に大幅にアップグレードされたほか、本体サイズも少し小さく、軽量化もされています。

なお、Amazon Kindle 第11世代の発売は2022年10月12日の予定で、予約を受付中です。

Kindle 第11世代とKindle Paperwhiteのスペックを比較

次に、上位モデルであるKindle Paperwhiteとスペックを比較してみましょう。Kindle Paperwhite 第11世代は2021年にメジャーアップグレードがされた最新モデルです。

スペックKindle 第11世代Kindle Paperwhite 第11世代Kindle Paperwhite 第10世代
画面サイズ6インチ6.8インチ6インチ
解像度300ppi300ppi300ppi
ストレージ16GB8GB/16GB8GB/32GB
バックライト4LED17LED5LED
本体サイズ157.8 x 108.6 x 8.0 mm174 x 125 x 8.1 mm167 × 116 × 8.18mm
本体重量158g205g182g
本体カラーブラック、デニムブラックブラック
防水なしIPX68IPX68
価格¥10,980〜¥14,980〜¥13,980〜

大きな違いは画面サイズで、Kindle Paperwhiteは第11世代から画面サイズが6.8インチに大型化されています。それに伴い、大型化しやや重くなっています。

今回発売されたKindle 第11世代は、旧Kindle Paperwhiteに近いスペックだということがわかります。画面スペックは同じで、本体サイズはやや小さく、重量も軽くなっています。

つまり、Kindle Paperwhite 第10世代より前のKindle Paperwhiteからの乗り換えならば、新しいKindle 第11世代でもほぼ問題ないということです。

ますます悩ましくなったKindleのラインアップ

2021年のKindle Paperwhiteの大幅アップグレードによって、魅力が高まったKindleシリーズですが、今回のKindle(無印)のアップデートによって「どのモデルが良いのか?」と悩んでしまうことになりそうです。

今回のKindleのアップグレードで解像度が全て300ppiになったことで、選び方としては画面サイズ(Kindle:6インチ、Kindle Paperwhite:6.8インチ、Kindle Oasis:7インチ)を見るのが一つの判断ポイントになるでしょう。

Kindle Paperwhite、Kindle(無印)と順当にアップグレードがされてきたため、次はKindle Oasisのアップグレードが期待されます。