サーバーレスについて学べる本まとめ

ここ数年でサーバー・Webアプリケーション界隈の定番になってきているのが「サーバーレス」。サーバーレスについて学べる本を、ケースごとにまとめました。

サーバーレスを「どう使いたいのか」を先に決めよう

ここ数年でメジャーになった「サーバーレス」というサービスですが、一言にサーバーレスと言っても、

  1. PaaS
  2. SaaS
  3. FaaS
  4. IaaS

と様々な種類があります。

また、複雑なシステムを全部サーバーレス化したいのであれば、AWSやGoogle Cloud Platfrom、Microsoft Azureなどのサービスの知識も必要になります。

どの部分をサーバーレス化したいのか、もしくはサーバーレスというものを体験して使ってみたいだけなのかでも最適な本が変わってくるので、最初に「どう使いたいのか」をしっかり決めておくのが重要です。

ケース別!サーバーレスを学べる本

サーバーレスの全体像を理解したい場合

現在、ある程度の規模のシステムを担当していて、コストダウンや効率化をする上で、クラウドやサーバーレスへの移行を検討しているのであれば、サービスの全体像を理解できる書籍がオススメです。

図解 Amazon Web Servicesの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる

図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

サーバーレスでWebアプリケーションを構築したい場合

サーバーレスでアプリケーションを構築する場合は、「どのようなアプリケーションにするか?」で方法がかなり異なります。

Lambdaのようなサーバーレス・ファンクションを利用するのであれば、ある程度の知識やノウハウが必要です。

AWS Lambda実践ガイド

一方で、「ビルド&デプロイして公開するだけ」というのであれば、そこまでの知識は必要ないですが、「全くわからないから、とりあえずどんなものかを知りたい」というのであれば、それぞれのサービスに特化した書籍を選んで試しにコードを書いてみるのがオススメです。

サーバーレスでお手軽自動化!Google Apps Script活用入門

実践Webアプリ開発 ストーリーで学ぶGoogle App Engine

知識は0!でもサーバーレスにチャレンジしたい場合

サーバーやプログラミングの知識はないけれども、サーバーレスで何か作ってみたい!という方は、何かを作る方法をガイドしてくれるタイプの書籍がオススメです。

この手の書籍は、ある程度知識のある方には物足りないですが、初心者の方にとってはサービスの登録から、プログラムの書き方まで細かく書いてあるので、「とりあえずサーバーレスで動くものを作れる」という体験ができます。

初心者の方にとっては、何よりも手を動かして何かを作ってみることが大事ですので、最初はそうした書籍でサーバーレス入門してみましょう。

動かして学ぶ!Pythonサーバレスアプリ開発入門