電子書籍リーダーで読書をするメリットとデメリット

紙の本だけでなく、スマホやタブレットなどでも読書ができるようになった現在。読書専用デバイスである「電子書籍リーダー」で読書をするメリットとデメリットをまとめました。

電子書籍リーダーとは?

電子書籍を読むことに特化したタブレット型のデバイスです。画面に液晶ディスプレイではなく電子ペーパーを採用しているのが特徴で、最近ではカラーの電子ペーパーを採用しているモデルもあります。

電子書籍リーダーはAmazonや楽天など電子書籍ストアを展開している企業のほか、海外のベンチャー企業が手がけています。

電子書籍リーダーで読書をするメリットは?

電子書籍リーダーで読書をするメリットは、他のタブレットと違い「読書に特化していること」でしょう。

画面に電子ペーパーを採用しているのも「長時間見ていても目が疲れにくい」ためですし、中身のOSも専用OSか電子ペーパーを生かすカスタマイズがされたAndroid OSを搭載することが多くなっています。

また、長時間読書をするという点では、本体が軽量なのも電子書籍リーダーの魅力の一つ。

例えば、8インチの電子書籍リーダーである「楽天Kobo saga」は本体重量が240gと大きめのスマホくらいの重さ。一方で、小型タブレットとして人気のApple iPad miniは最新モデルでかなり軽量化されましたが、それでも293gとkobo sagaよりも20%近く重くなります。

また、300gくらいの本体に最大で数万冊の本を収納できるのもメリットです。

電子書籍リーダーで読書をするデメリットは?

電子書籍リーダーで読書をするデメリットは主に二つ、「ストアの制限」と「ストレージ容量の少なさ」です。

まず「ストアの制限」については、Amazon Kindleと楽天Koboについては、それぞれの電子書籍ストアで購入した本を読むのが前提です。自分の持っている書籍データも利用可能ではありますが、特殊なフォーマットに変換する手間があります。

次に大きなデメリットはストレージ容量。電子書籍リーダーはストレージ容量がエントリーモデルで8GB、上位モデルで32GBというケースが多く、小説などなら問題ないですが、漫画を大量に収容するには心許ないサイズ。

かつては楽天Koboを中心にmicro SDでストレージを拡張できるモデルが多くありましたが、現在では採用されない傾向になりつつあります。

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一度使ったら手放せなくなるのも電子書籍リーダー

メリットもデメリットもある電子書籍リーダーですが、一度使ってみると手放せなくなるデバイスです。

筆者の場合、Amazon Kindleと楽天koboの両方を用途ごとに使い分けていますが、毎日1時間以上は電子書籍リーダーで読書をしています。

紙の本も良いですが、大量の愛書を持ち歩けるというのはかなり便利です。