巻売り?週刊?話売り?電子書籍のマンガはどれが一番お得?

マンガをネットやアプリで購入する時には「巻売り」「週刊」「話売り」という複数の買い方があります。今回は、それぞれのメリットと、コスパが高い買い方をチェックしてみます。

電子版アプリマンガの買い方まとめ

まずは、電子版・アプリマンガの買い方をおさらいしましょう。

タイプ詳細
週刊紙版と同じ内容
コミック巻売り紙版と同じ内容。発売日が遅いケースも。
話売り好きな部分から1話ごとに単品買い

アプリなどにだけある「話売り」が特殊で、他は紙の書籍と同じです。

買い方ごとのコスパをチェック

続いて、買い方ごとのコスパを見ていきましょう。

タイプ内容話数価格1話あたり
コミック巻売り8-15話¥400-700約¥50
話売り1¥50-100¥50-100
週刊20連載前後¥300前後約¥15

1話あたりのコスパが最も高いのは週刊誌で、1話あたりはおおよそ15円ほど。続いてコミック巻売り、話売りの順で1話あたりが高くなります。

週刊 vs コミック巻売り どっちがお得?

週刊の最大のメリットは最新話を読めることです。ただし、コスパで見ていくと、週刊は1話あたりのコスパは高いのですが、好きなマンガの数が少ないと逆にコスパが悪くなります。毎週読むマンガが4,5マンガあると、コミックよりもコスパが高くなるイメージです。

一方のコミックの場合は、好きなマンガだけを読めるというメリットはありますが、週刊の最新話から3,4ヶ月遅れるという点と、1話あたりが少し高くなるというデメリットがあります。

タイプメリットデメリット
週刊好きな連載が多いとコスパが高い
最新話が読める
好きな連載が少ないとコスパが悪い
コミック巻売り好きなマンガだけ読める1話あたりは少々高い
最新話から3,4ヶ月遅れ
電子版だけ発売が遅いことも

「好きな連載が4,5マンガあったら週刊がコスパが高い」

コミック巻売り vs 話売り どっちがお得?

続いて、コミック巻売りと話売りを見てみましょう。

話売りのメリットは「好きなマンガの好きなところを、好きな分だけ」購入できるという点です。ただし、1話あたりの価格は50-100円前後で設定されていることが多く、週刊やコミックと比べるとかなり高めの設定です。

話売りは最新話が週刊と同じタイミングで発売されることが多いため、週刊連載で好きなマンガが少ない場合は話売りの方がコスパが高くなります。

最近では、電子版やマンガアプリで「話数指定で無料配信」されることも多く、続きが読みたくてそのまま「話売り」で購入してしまいがちですが、続きがコミックで販売されている部分であれば、コミックを購入し、コミックの最新版よりも先(最新連載)を読みたいなら、話売りにするという使い分けをすると良いでしょう。

タイプメリットデメリット
週刊好きな連載が多いとコスパが高い
最新話が読める
好きな連載が少ないとコスパが悪い
話売り好きなマンガだけ読める
最新話が読める
好きなところから読める
1話あたりは高い

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電子版・アプリのマンガの買い方とコスパをみてきました。

それぞれメリット・デメリットがあるので、「これがベスト!」という一択はありませんが、

  • 好きな連載が多いなら週刊
  • 少ないならコミック
  • どうしても好きな連載の最新話が読みたいならコスパは悪いけで話売り

という選び方もアリということを覚えておいてください。